5BLD +センターUlバッファ U2法解法について
- 2019/01/28
- 23:18
私がCube Voyageに投稿させて頂いた5BLD入門の記事では、+センターの解法としてUbバッファのU2法を記載しています。
ですが、最近では世界トップ層は+センターをUlバッファのコミュテータで解くのが主流みたいです。その方が持ち替えが減り、回しやすいとのことです(実際どうなのかはわかりませんが……)。そのため、自分が書いた+センターの3cycle解法の入門記事ではUlバッファを用いました。
ただ、U2法でUbバッファを使っていたのに、3cycleに移行する際にバッファも変更するというのはちょっと大変(そこまで手間ではないと思いますが)だと思うので、U2法もUlバッファで行えばいいのでは?という発想で、こういった記事を書くことにしました。
個人的な意見としては、U2法だけを行うことを考えた場合は、UlバッファとUbバッファでは速さはそこまで変わらないので好きな方を使えばいいと思いますが、将来的に3cycleに移行したいのであれば最初からUlバッファを使った方がいいんじゃないでしょうか。
U2法自体の説明については5BLD入門の方に書いているのでここでは省略します。手順だけ載せていきます。
Ulバッファなので、ターゲットはUrです。
Ub : (l E l') U' (l E' l') U' (l E l') U2 (l E' l') U2
Uf : (l E l') U (l E' l') U (l E l') U2 (l E' l') U2
Ur : U2
Ub,UfはxセンターU2法のUbr,Uflの手順とそれぞれ対応しており、u列を回す部分をE列に変えただけです。
バッファのパーツを出し入れしつつ、次のパーツ・ターゲットを絡めていく感じ(てきとう)
Fu : y' (M u M') U2 (M u' M')
Fr : (E' r' E r) U2 (r' E' r E)
Fd : y (M d M') U2 (M d' M')
Fl : (r E2 r') U2 (r E2 r')
Lu : y' (u M u' M') U2 (M u M' u')
Lf : (r' E r) U2 (r' E' r)
Ld : y (d' M d' M') U2 (M d M' d)
Lb : (r E' r') U2 (r E r')
Bu : y' (M u' M') U2 (M u M')
Bl : (r' E2 r) U2 (r' E2 r)
Bd : y (M d' M') U2 (M d M')
Br : (E' r E r') U2 (r E' r' E)
Ru : y' (u M u M') U2 (M u' M' u')
Rb : (r' E' r) U2 (r' E r)
Rd : y (d' M d M') U2 (M d' M' d)
Rf : (r E r') U2 (r E' r')
以上、セットアップが4手の手順に関しては、1手目をどちらに回しても大丈夫です(例:Frは(E r' E' r) U2 (r' E r E')でも可)。
ここではわかりやすいように、1手目を必ずU面からみて時計回り(Uの方向)に回すようにしています。
Dr : (r' E' r2 E r') U2 (r' E' r2 E r') もしくは y (M' u2 M) U2 (M' u2 M)
Df : D 【Dr手順】 D'
Db : D' 【Dr手順】 D
Dl : D2 【Dr手順】 D2
持ち替えたくないのであれば1つ目の手順を使うべきですが、結局他の手順でも持ち替え多用するのでそこまでこだわる必要が無い……と考えると、2つ目の手順の方が簡単ですし速そうな気がします。
UbバッファのD面手順とやっていることは同じですが、M d2 M'よりM' u Mの方が速いと思います。お好みで。
以上です。微妙な手順もあると思うので、この手順の方が良いのでは?といった意見があれば是非教えてください。
ですが、最近では世界トップ層は+センターをUlバッファのコミュテータで解くのが主流みたいです。その方が持ち替えが減り、回しやすいとのことです(実際どうなのかはわかりませんが……)。そのため、自分が書いた+センターの3cycle解法の入門記事ではUlバッファを用いました。
ただ、U2法でUbバッファを使っていたのに、3cycleに移行する際にバッファも変更するというのはちょっと大変(そこまで手間ではないと思いますが)だと思うので、U2法もUlバッファで行えばいいのでは?という発想で、こういった記事を書くことにしました。
個人的な意見としては、U2法だけを行うことを考えた場合は、UlバッファとUbバッファでは速さはそこまで変わらないので好きな方を使えばいいと思いますが、将来的に3cycleに移行したいのであれば最初からUlバッファを使った方がいいんじゃないでしょうか。
U2法自体の説明については5BLD入門の方に書いているのでここでは省略します。手順だけ載せていきます。
Ulバッファなので、ターゲットはUrです。
Ub : (l E l') U' (l E' l') U' (l E l') U2 (l E' l') U2
Uf : (l E l') U (l E' l') U (l E l') U2 (l E' l') U2
Ur : U2
Ub,UfはxセンターU2法のUbr,Uflの手順とそれぞれ対応しており、u列を回す部分をE列に変えただけです。
バッファのパーツを出し入れしつつ、次のパーツ・ターゲットを絡めていく感じ(てきとう)
Fu : y' (M u M') U2 (M u' M')
Fr : (E' r' E r) U2 (r' E' r E)
Fd : y (M d M') U2 (M d' M')
Fl : (r E2 r') U2 (r E2 r')
Lu : y' (u M u' M') U2 (M u M' u')
Lf : (r' E r) U2 (r' E' r)
Ld : y (d' M d' M') U2 (M d M' d)
Lb : (r E' r') U2 (r E r')
Bu : y' (M u' M') U2 (M u M')
Bl : (r' E2 r) U2 (r' E2 r)
Bd : y (M d' M') U2 (M d M')
Br : (E' r E r') U2 (r E' r' E)
Ru : y' (u M u M') U2 (M u' M' u')
Rb : (r' E' r) U2 (r' E r)
Rd : y (d' M d M') U2 (M d' M' d)
Rf : (r E r') U2 (r E' r')
以上、セットアップが4手の手順に関しては、1手目をどちらに回しても大丈夫です(例:Frは(E r' E' r) U2 (r' E r E')でも可)。
ここではわかりやすいように、1手目を必ずU面からみて時計回り(Uの方向)に回すようにしています。
Dr : (r' E' r2 E r') U2 (r' E' r2 E r') もしくは y (M' u2 M) U2 (M' u2 M)
Df : D 【Dr手順】 D'
Db : D' 【Dr手順】 D
Dl : D2 【Dr手順】 D2
持ち替えたくないのであれば1つ目の手順を使うべきですが、結局他の手順でも持ち替え多用するのでそこまでこだわる必要が無い……と考えると、2つ目の手順の方が簡単ですし速そうな気がします。
UbバッファのD面手順とやっていることは同じですが、M d2 M'よりM' u Mの方が速いと思います。お好みで。
以上です。微妙な手順もあると思うので、この手順の方が良いのでは?といった意見があれば是非教えてください。
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